2010年5月28日金曜日

PowerPointの資料を英訳しながら気がついたこと

自分の日本語のPowerPointの企画書を、海外の関連会社への説明用に英訳してるんだけど、
実に難しい。まず感じるのは、日本語の情報圧縮力は偉大、ということ。当初はレイアウトをかえずに日本語を
英語に変えていっていたんだけど、日本語だと10文字くらいで済む文章が、英語にすると軽く2倍とか2.5倍の長さになってしまう。
仕方なく多少レイアウトをいじるハメに。正直いつもアプリでもまじめに国際化とかやっていないけど、
単にメッセージの問題だけではないんだなぁ、これ。

あとは、日本語だとまわりくどい表現とか、逃げの表現を多用しがちなところが、英語だと、おそらく英語力の問題もあるんだろうけど
どんどんシンプルなメッセージに変わっていく。細かなニュアンスはガンガン落ちていく。
これがLost in Translationってことなんだな、と実感した。

昔海外で暴れん坊将軍を見てたら、「みなのもの!ろうぜきものじゃ!きれ、きりすてぃ!!」
としゃべってるのを、字幕で「kill him」と略されていて愕然としたのを思い出す。

と、ここまで書いていて思ったんだけど、シンプルでわかりやすい資料を作成したかったら、
英語でひとまず作っておいて、それを日本語訳したらいいんじゃね??