DevLOVEの勉強会に参加してきた。
初参加だったんだけど、場をアットホームにして参加者の
クリエイティビティを発揮させようとする仕組みがいろいろあって
感心させられた。
たまにお通夜みたいに静かな勉強会とかあるけど、やっぱり雰囲気良いほうが
楽しいし成果につながるよね。
勉強会テーマは「ユーザビリティ」
以下ざっくりと覚えていることメモ。
<トーク>
IT Proで連載もってる柳生さんがユーザビリティについての講演。
よくまとまっていて、わかりやすかった。概要の話をさらっと
しているんだけど、各所に詳細に飛ぶためのポインタが
ちりばめてあって、この先にも繋がりやすい内容だった。
発表内容は、大きくわけてユーザビリティの話とアクセシビリティの話の二つ。
・ユーザビリティ
ユーザビリティはISO 9241-11で定義されている(有効性、効率性、満足度)
使用者に対する思いやり大事
ユーザビリティが悪いと商機を逃す
現に政府の電子申請系のシステムではガイドラインができあがってる
(今まであんまりな出来だったので)
向上の思索としてはグループインタビューとユーザビリティテスト
ユーザビリティテストについては5名以上のチェックで80%の悪さが指摘できる
(個人的にこれが一番いい話だった)
課題は費用対効果とエンドユーザの巻き込み
・アクセシビリティ
なぜ重要か?ハンディキャップパーソンは思いのほか多い
高齢者も増えてくる
対応していないとユーザを逃す
アクセシビリティについて、WCAG2.0というガイドラインが制定された JIS化も準備中
富士通からもガイドラインが出ている でき良し
アクセシビリティのチェック用に無償ツールが提供されている
富士通から 富士通万歳
その他、aDesigner(Eclipseで動作)、HAREL(Webサービス)もある
アクセシビリティ必要という意識改革が開発側にも必要
<グループディスカッション>
システムを使いやすくするには?というお題でグループディスカッション。
5人×6グループくらいだったかな。
うちのグループは、プログラムよりの人がほとんどだったので
話は通じやすかった。どこも社内システムは使いにくいんだよね、というあたりが
ホットだった。幸か不幸かグループディスカッションの
成果を発表する役目のカードを引いたので、こんな感じの発表をした。
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うちのグループでは、グループメンバが以前、
システム入力のガイド通りに入力してたんだけど、
実はガイドが嘘でむきゃーってなったことがある、
という話を皮切りに
でも入力ガイドが必要な時点でよいシステムとは言えないよね、
という気づきがありつつ、
できればユーザビリティのよいシステムを作りたいけど、
金がかかるし、投資に対する説得が難しいよね、という
話に立ち寄りつつ
最終的には、iPhoneもWiiも入力ガイドなんてないけど
使いやすさを実現してるよね、そういう風に作らないとね、
というところに話が落ちました。
**
話す時間が短かったこともあり、話尽くせてないなーとか
もやもやしながら帰途についたんだけど、帰りの電車で、
入力ガイドを一生懸命作り込んでいくよりも、
シンプルでわかりやすいU/Iを作る方がコストも低くてすむんじゃなかろうか
なんてことを思いついた。
つまり、ユーザビリティとコストは双反する関係じゃなくって
スキル次第で両立するんじゃないかなー、と。
そうなったらとても奇麗な話なんだけど、
スキル次第ってところがミソで、そのあたりにSEやさんやってる
価値が発揮できたらいいよね。んなわけで、もっと色々精進しなければとの
思いを新たにしましたね。
参加された方おつかれさまでした。主催者の方、ありがとうございました。
多分読んでないと思うけど(笑)
2 件のコメント:
当日ダイアログファシリテーターをさせていただいたgaoryuです。
参加&ブログ、ありがとうございます。
m(_ _)m
いい時間を過ごしていただけたようでうれしいです。今後も興味のあるテーマの時はぜひ参加してください。お待ちしてます!!
コメントありがとうございます!
ファシリテータおつかれさまでした。
本当に楽しい勉強会で、参加してよかったです。
またぜぜ他のテーマの時も参加させていただきます。
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