Perfumeの何が好きなんだろうと考えてみたんだけど、それはきっと、「あやうさ」なのかな、
と「願い」をエンドレス再生しながら思った。
例えば、努めて無機質にそっけなく音を作ってるのに、ふとした拍子に3人の生身の部分だったり揺らぐ感情が
表出してくるという「あやうさ」。例えば、うっかりインタビューで全力でプロデューサー批判をしてしまうという「あやうさ」。
Perfumeをしながら、また人気の絶頂にありながら、いつまでもPerfumeではいられないと自覚しているような「あやうさ」。
率直に言って「願い」はバラードとしてはありきたりで、Perfume以外が歌ったら単調な曲だと思うんだけど、
静かで平坦な曲調の中に、彼女たちのかすかな感情の揺らぎがちりばめられているような気がして、
ついつい今夜も再生してしまう。
少なくとも僕にとっては、中田のめざしたPerfumeの、わずかな綻びこそがPerfumeの価値なんだと思う。
というような色眼鏡をかけて消費すると、Perfumeはとても面白いと思う。SF的。
2 件のコメント:
あやうさ、なるほどねー。
Perfumeは、完成されてないんだよね。
揺らぎがあるのがいい。
あんまり日が当たらない感じとか、近未来感も好き。
つまりTMネットワークですよw
マジェっすか、そこからですかw
TMは今でも近未来ですけどねー。
いつまでも近未来。
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